ギルド
ふとラジオから流れる曲が僕の手を止めた。
BUMP OF CHICKENのギルドという曲だ。
言うまでもなくこの曲は良い。この曲が入っているアルバムは擦り切れるほど聴いた。そう、そういう今となっては決して良くはない思い出を想起させる曲。
当時、僕は西淀川区(この辺)に住んでいて職場が六甲アイランド(このあたり)。その距離を毎日原チャリで通っていた。今考えると相当無茶な事をしてた気がする。片道1時間、約40kmの道のりで、週に2〜3回ガソリンを入れてた気がする。
出社は朝8時すぎ。終わるのは午前様。帰りはバイクに乗りながらウトウトしてガードレールにバイクのケツを擦った事もあるくらいボロボロだった。信号を渡った記憶がない。曲がりそこねた。気づいたら3車線のどまん中を走っていた。こんなの日常茶飯事だった。
雨が降ったら、さすがにバイクに乗って行くのはキツいので、電車に乗って行くけど、うまい具合に座れたら、三宮まで寝過ごして必ず遅刻する。とにかく睡眠が欲しかった。一日3時間くらいの睡眠が休みなく続き、仕事の効率がひたすらに落ちていき、心は荒れる。
ご飯を食べながら寝るという体験は、後にも先にもここでしか味わえなかった。
起きたとき、噛みかけのご飯が口の中に入っているのは、なかなか凹みます。
ちょうど発売されたかくらいのタイミングで、ヘビーローテーションだったのがこのアルバムだった。今日は特にそれを強く思い出したので、仕事しんどい自慢のような、このエントリを久しぶりに書きました。